BlockstreamはLiquid Networkのフェデレーションに新たに10社のメンバー企業が参加したことを発表いたします:
これらの企業を加えると、Liquid参加企業は合計で45社の取引所および金融機関に達しました。今回新たに参加するメンバーは、2019年10月に設立されたLiquid Membership Boardによる第一弾の参加承認プロセスによって追加されました。
Liquidメンバーになるメリット
メンバーとして参加することによって、上記の企業はいくつかの重要な機能と責任を得ることになります。メンバーはLiquid Networkのマネジメントに貢献するため、新たなメンバーの参加に関与し、新機能の開発に関して市場のニーズをもとに知見を提供します。また、メンバー企業は自身のコールドウォレットにペグアウトすることによって自身のユーザーに交換サービスを提供できます。ペグアウトとは、Liquid Bitcoin(L-BTC)をLiquidサイドチェーンからビットコインブロックチェーン上のビットコイン(BTC)に戻すプロセスのことを言います。ペグインはLiquidユーザーであれば誰でも開始できます。
フェデレーションのメンバーになる
様々な取引所、トレーディングデスク、および金融機関によるLiquid Networkへの参加をお待ちしています。メンバーとして参加するには、Liquid Networkウェブサイトにアクセスして Become a Member ボタンから申請をお願いします。
Liquidの統合が増加!
新たなメンバーのいくつかは、既に自身のプロダクトにLiquidを統合しています:
- Hodl Hodl:ノンカストディアルなビットコイン取引所にL-BTCを支払手段として追加。
- STOKR:Liquid Securities platformとの統合により、近くリリースされるEXOトークンの発行を始めとしてLiquidベースのセキュリティトークンの発行を効率化。
- Wyre:Apple PayのL-BTC購入ウィジェットをLiquid.netでリリース。
- Wiz:BisqにL-BTCでのP2Pトレード機能を追加、Liquidのメモリプール監視ツールの概念実証(Proof of Concept)をリリース。
他の新規メンバーも、近くLiquidの統合を計画しています:
- Ledger:LedgerハードウェアウォレットおよびLedger VaultのLiquid Asset対応
- ListedReserve:Liquidベースの豪ドルステーブルコイン
- DVChain, MerklePro, 及びPoint95:日本で開発中のLiquidベースの決済プラットフォームとの統合
L-BTCがLightning Network総額を超えた
今回の新規メンバー増加以前からLiquid Network上の流動性は急増しており、952 BTC以上と1600万米ドルに相当するテザー(USDt)がLiquid上に保管されています。これはLightning Networkのパブリックチャネルに保管されている総額(924 BTC)を超えていますが、Liquidは高額のトレードに関わるトランザクションを想定しているネットワークで、Lightningは少額の支払いを行うネットワークという位置づけからして想定通りの傾向です。
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L-BTCの流動性に関するリアルタイムの状況はLiquid Networkのウェブサイトから確認できます。
今すぐLiquidを利用するには
米国に拠点を持つユーザーは、新規メンバー企業のWyreのおかげでApple PayまたはクレジットカードでLiquid.netを通してL-BTCを購入できます。米国外のユーザーはBitfinex、BTSE、Sideshift AI、Hodl Hodl、またはLiquidを統合した他のサービスにおけるL-BTC市場を通して購入することができます。L-BTCを購入する前に、Liquid上の資産を安全に保管するためにぜひBlockstream Greenをインストールしてください。